2017.02.13

ゆっくり、じっくり、ふんわり、柔らかさをまとう。

堺和晒 優柔「纏」ドビー織 作務衣タイプ

ゆっくり、じっくり、ふんわり、
柔らかさをまとう。

堺和晒 優柔「纏」ドビー織 作務衣タイプ
地場・伝統技術部門

 

角野晒染株式会社
http://kadono-sarashi.jp/
http://yu-ju.jp/matoi.html

 

和晒(わざらし)とは織りあがった木綿から不純物を取り除く製法と、それにより仕上がった木綿生地のこと。かつて和晒は日本人の生活必需品であった。タオルがない時代は手ぬぐいに、寝る時は浴衣や寝巻として。約300年前に発祥した和晒業は堺の伝統産業として発展し、現在も和晒の90%以上が堺で生産されている。国内で唯一和晒から染色、縫製まで一貫生産する角野晒染の〈堺和晒 優柔「纏」(まとい)〉は、そんな和晒を作務衣に仕立て、今一度身近な存在へと引き寄せる。やさしく柔らかい仕上がりを追求し、生地はシャトル織機でゆっくりと丁寧に織り上げられる。非常に低速で織るため糸に負担がかからず、凹凸のある柔らかい風合いに。一般に多く加工されている「洋晒」では、自動精錬機で40分程で洗浄・漂白が完了するのに対し、和晒は4日間ずっと釜にいれた状態で煮ながら精錬され、水洗いで洗浄する。この手法だと圧力がかからないため、仕上がった木綿の繊維は円形を保つ。この円形の繊維が、独特のふんわりと柔らかい肌触りを生み出すのだ。また洋晒では生地の表面の毛羽はすべて焼いてしまうが、和晒は残したまま。この毛羽と生地にストレスをかけない製法によって、吸水性・通気性の高い堺和晒をつくりあげていく。江戸時代から続く製法が、木綿本来の風合いを最大限に引き出し、肌に直接触れるホームウエアに求められる、とことん肌にやさしい着心地に。

 
 

堺和晒 優柔「纏」ドビー織 作務衣タイプ
肌にやさしく、環境にやさしく、日本の風土にあった生地、それが和晒。日本でも数カ所しかない和晒釜で職人が時間をかけて炊く昔ながらの技法。水を含んで倍以上の重さになった生地は脱水機へ。

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