2015.04.03

毎月、さき、めくり、 最後まで捨てるものがない 手ぬぐいの可能性を広げる壁掛けカレンダー

SACUTONE(さくとね)

毎月、さき、めくり、
最後まで捨てるものがない
手ぬぐいの可能性を広げる壁掛けカレンダー

SACUTONE(さくとね)
新製品開発部門 ロールモデル

 

株式会社ナカニ
http://www.nijiyura.jp/

 

古くはさいて、下駄の鼻緒や包帯代わりに使っていた、手ぬぐいの生地。そんな手ぬぐいの「さく」という特質と、カレンダーを「めくる」という動作を合わせた壁掛けカレンダー、SACUTONE。昔ながらの注染の技法と作家の個性をかけ合わせ、独創的な手ぬぐいを提案しているブランド、にじゆらの新機軸ともいえる商品だ。注染とは大阪伝統の染め手法で、一枚の布を蛇腹状に折りたたみ、表からと裏から二度染めする。そのため両面に柄があり、染料や布、糊、染めの具合によっては、いわゆる「色ぎわ」のエッジがにじむ時もある。それがプリントでは出し得ない、注染ならではの儚い美しさを表現する。カレンダーの暦が入ったデザインは、注染の特徴である表裏両面の発色の良さを活かしたもの。ストライプ模様は重ね合わせた時に、チェックのような美しいパターンを見せる。そんな注染ならではの遊びも楽しい。もうひとつのタイプには日付が無く、絵の中にその月を表す数字が隠れている。毎月めくったカレンダーの生地は、そのまま手ぬぐいとして、あるいは布巾や手芸の材料として使ったり、使い方はいろいろ。12月が終わり、残ったカレンダーの芯や棒、紐をすべて使い、ハサミ一つで可愛いハタキに様変わり。手ぬぐいに違う角度から光をあて、「さく」「めくる」という動作とリンクさせることで、昔々の日本の暮らしや道具を見直すことにもつながっている。
SACUTONEを「さくと、ね」と読んでみると、ストーリーの続きを予感させる響きがある。カレンダーを使い終わって何年か経ち、汗を拭うために取り出した手ぬぐい、あるいは他のものに生まれ変わった生地に描かれた暦に目が止まり、つかの間、「その時」に想いを馳せるだろう。使い込んだものに対して、“美しさ”と“懐かしさ”という気持ちが同居する。そんな日本人ならではの繊細な心がここにはある。

 
 

sacutone_cp
12月の終わり、さいて最後まで残った短冊状の生地と、カレンダーをかけていた丸い棒を使って、ハタキが完成。これで大掃除をして一年を締めくくる。

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