2015.04.03

水面を漕ぎ進む 船のように、街を闊歩する靴

Regetta Canoe(リゲッタカヌー)
(ビッグフットスリーストラップデザイン)

水面を漕ぎ進む
船のように、街を闊歩する靴

Regetta Canoe(リゲッタカヌー)
(ビッグフットスリーストラップデザイン)

クリエイティブワーク部門 ロールモデル

 

有限会社シューズミニッシュ
http://www.mini-shu.com/

 

フロントのボリューム感にはじまり、指先から踵まで足裏全体を大きく包み込むフォルムまで、一度目にしたら忘れない個性的なルックス。そのソールデザインが印象的なリゲッタカヌー、これはシューズミニッシュの大ヒット商品だ。生野はサンダル生産の街として知られる反面、冬の仕事がなく、家内制手工業的な生産が中心だった。シューズミニッシュの前身も同様だったが、「生野からブランドを生み出したい」と一念奮起してつくった靴が、街や職人の意識まで変えた。その商品、リゲッタは“下駄”という日本古来の履物を見直した新しい靴。それが誕生したのは10年前のこと。口コミでじわじわと広がり、TVショッピングがヒットに火を付けた。7分間で9000足販売という快挙を成し遂げ、注目を浴びる。
次なるステップとしてつくられたのが、このリゲッタカヌーだ。個性的なフォルムには、快適な歩行のための機能が多く隠されている。「アスファルトで固められた街路を、いかにして快適に歩くか」という命題に対して、リゲッタのローリング歩行を引き出す構造に加え、衝撃吸収性、足の支持機能を高めた。その結果、生まれたのが冒頭に書いた大きなソール。木型から底型を丹念に削り起こし、インソールには、土挑踏まずとの隙間を埋めて足裏にかかる負担を分散させ、ブレずに着地できるグミインソールを開発。ドイツの靴から学んだ足学をもとに、イタリアなどの先鋭的なデザイン性を融合させ、そこに日本古来の履き物・下駄の技術が加えられている。また、舟遊びをイメージしたロゴマークには、かつて川で栄えた大阪への想いが込められている。
2013年春には南船場に直営店をオープンさせ、パートナーショップも全国に展開中。国内だけでなく、タイと台湾そして香港に店舗があり、今後もさらなる海外展開を予定。大阪・生野で生まれた「カヌー」が、ついに大海と漕ぎ出す。

 
 

regetta_cp
可愛いアーバンコンフォートシューズだから、家族全員で履いているファンも多い。踵から着地し、親指で蹴り上げる円を描くようなローリング歩行を自然と促してくれる設計。

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