2014.06.10

ともに時を重ねる自分だけのスタンダード

A5システム手帳とレザーリフィル

ともに時を重ねる自分だけのスタンダード。
愛着を持って永く使いたくなる手帳

A5システム手帳とレザーリフィル
クリエイティブワーク部門 ロールモデル

 

暮らしは自分でつくっていくもの。自分にぴったりくるものを探して、暮らしの中にちりばめていく。それだけで暮らしは豊かなものになる。そんな自分らしいライフスタイルを持つ人にとって、KAKURAのものづくりは、使う時間が楽しみになる魅力的なものばかりだ。今回受賞したシステム手帳も、「使い捨てされるものが多い時代に、愛着を持って永く使いたくなる文具をつくろう」と、開発された。このシステム手帳、本体はシンプルに、さまざまな機能を備えたリフィルをオプションとして揃えることで、自分好みの手帳にカスタマイズして使用することが可能だ。ひとりひとりの使い方に寄り添うデザインでありたい、そんな想いが伝わってくる。上質なヌメ革を使用し、手縫いで丁寧につくられている手帳。オプションアイテムでユニークなのが、ペン3本とクリップを収納できる革のホルダーシート。同じく革のカードポケットは、名刺やカード、付箋などを入れる多目的ポケットシート。さらにクリップホルダー機能も併せ持つブックマークは、指に引っ掛かかりやすいように、蝋引きの縫込みが入れられている。いずれの革も裏張りをせず澱粉糊を塗ることで、毛羽立ちを押さえて軽量化を図り、革の持つ風合いを活かすデザインと優れた機能性を両立している。さらに手帳のノートとしては珍しく、レード目無地のボンドペーパーを使用。万年筆を使用しても滲みが少なく、耐久性があり書き心地も良い。
KAKURAは15年前、グラフィックデザイナーであった石原ゆかりさんが、自分の欲しいと思えるステーショナリーをつくるために立ち上げたブランド。自身の考え方とモノづくりの真意を、自然と共存する先住民の知恵に見出し、アメリカ先住民族「KAKURA族」からネーミング。紙・土・革、心が和む素材を用いたKAKURAのデザインは、和を感じさせるものが多い。用の美、すなわち無駄を削ぎ取り、素材のあるがままの美しさを見せる。手帳はボタンでなく革ひもで巻く仕様だが、これもまた伝統的な和のディテール。使用時に消耗の多い革紐には強度が求められるが、2枚の革を張り合わせることで、美しさと機能性をしなやかに融合させている。このバランスへの妥協なき追求こそが、KAKURAの魅力といえる。ものづくりの進め方は「目的重視でデザインして、後からつくり方を考える」という。プロダクトデザイン出身ではないからこそ、自由な発想ができる。特徴である“裏革を貼らない”一枚革の製品も試行錯誤を経て完成した。
今後の展開については、「ライフスタイルを謳うブランドらしく、インテリアに力を入れていきたい」とのことで、さらに生活に潤いを与えてくれるものに出会えそうだ。

 

株式会社KAKURA http://www.kakura.in/

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